認知症
認知症
王子こころのクリニック では、物忘れや認知症の診断・治療に力をいれております。院長は、東京大学医学部附属病院のもの忘れ外来(メモリークリニック)でも診療を続けており、丁寧な診察を心がけております。受診を検討されている方は、院長の診察日の受診予約をお勧め致します。
院長の認知症関連著書
- 現代臨床精神医学(12版の第6章【認知症分野】を担当)
大熊先生が原著者で精神科の教科書として最も普及している本の一つです。
- 精神疾患ビジュアルブック(【認知症分野】を担当)
コメディカルの方や学生さん向けの教科書として図表がふんだんに使われている本です
院長の認知症関連論文「認知症の診断・治療における客観的指標づくり」(東京大学岡村先生との共著)がCognition and Dementia(Vol.10 No.4)
認知症の方の症状について
多くの認知症の方にみられる症状
- ついさっき、物をどこに置いたのかを覚えていない
- 薬を飲んだか飲んでいないかを忘れてしまう
- 日付が分からない
- 仕事や家事の間違いが増える
時にみられる症状
- 怒ったり、介護に抵抗したりしてしまう
- イライラしていることが増える
- 1日中何もせずに過ごす
- 迷子になってしまう
物忘れ・認知症についての質問
- Q:物忘れの自覚はないのが普通ですか?
A:様々な場合がありますが、一般には認知症が進行するとご本人に物忘れの自覚はなくなります。
- Q:物忘れに対しては、どんな治療法がありますか?
A:アルツハイマー型認知症では物忘れの進行を防ぐ効果のあるお薬が複数あり、治療の中心はお薬での治療となります。介護保険の導入によるデイ・サービスの利用も有益なことが多いと思います。
- Q:テレビで貼り薬があると聞きましたが処方してもらえますか?
A:はい。アルツハイマー型認知症と診断されれば、もちろんご処方は可能です。背中に貼るのが一般的で、入浴した後でも剥がさなければ効果は続きます。皮膚炎の予防のために、パッチを剥がした後に、水分を含んだ布などでふき取ってください。左側→右側→左側→右側というふうに左右交互に貼ると皮膚炎予防になります。
- Q:貼り薬、錠剤以外にもあるのですか?
A:液剤もございますし、ゼリーもございます。液剤は熱い湯(お味噌汁など)やジュースなどに混ぜて飲んでも効果は十分発揮されます。また、ゼリーは嚥下が悪くなった方には錠剤よりも飲みやすいと好評です。
- Q:認知症になってから怒りっぽくなり、時には暴力もふるうのですが、治療法はありますか?
A:まずは、環境の調整が必要かと思います。ここでも介護保険は役に立ちます。それでも暴力などがよくならなければ、お薬での治療を行うことがあります。認知症のタイプによって、使うお薬は異なります。また、症状の進行の程度によっても使う量が異なります。できる限り副作用が出ない量で、最大の効果を目指します。
- Q:普通の声で話しかけても理解してもらえないのでイライラしてしまうのです。
A:ゆっくり大きな声で話しましょう。早口や小さな声ではご本人が理解できないことがあります。笑いやジェスチャーを交えて話をするのも効果的です。
- Q:夕方になると「家に帰る」と言って荷物をまとめ始めます。「ここは家だから荷物をまとめる必要はない」と怒ってしまいます。
A:ご本人がしていることを否定せず、見守るのがベストです。可能であれば、一緒に「家」を探してあげましょう。
診察について
認知症が兄弟姉妹や両親など血縁内にあるかどうか、何年前(何ヶ月前)から物忘れが始まったのか、物忘れの進み方はどうか、今までできていたことでどんなことができなくなっているのか、などが参考になります。また、認知症だと思われていた方に高率にうつ状態が見出されることがあります。その場合、先にうつ状態の治療を行います。うつ状態が改善した後でも、認知機能の低下が持続していれば認知症が疑われます。
認知症の詳細について
それぞれの病名をクリックして下さい
アルツハイマー型認知症
レヴィー小体型認知症
前頭側頭型認知症
脳血管性認知症
ささいな物忘れ症状でも早めの受診をおすすめします
認知症の中には、薬物治療が効果的な場合もありますが、無治療で放っておくと、薬物治療が有効な時期を逃してしまうことがあります。内科・外科の疾患と同じく認知症でも早期発見、早期治療をすることが大切です。
王子こころのクリニック ouji-kokoro.com 03-5902-7888
心療内科・老年心療内科・メンタルヘルス科・精神科
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